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鍵山記念館 館内紹介シリーズ<過ごし方編>

【屋久杉製神棚】
前述の藤田社長より、屋久杉製の神棚をご寄贈いただきました。
記念館入口正面の、一番目につくところに、お祀りさせていただきました。
もちろん職人さんの手彫りなので、一社作るのに一週間程度かかるようです。
貴重な伝統工芸が記念館の仲間入りをしてくださり、スタッフ一同喜んでおります。


【屋久杉テーブル】
熊本県人吉神城文化の森を経営される、藤田株式会社 藤田社長とのご縁で、世界遺産登録地屋久島屋久杉一枚板テーブルを購入し、設置しました。
なんと厚さ20センチ、長さ4メートルもあります。
なぜ屋久杉が貴重なのか、それは樹齢が1,000年~3,000年と言われているからです。
この日本の素晴らしい工芸品に、一人でも多くの方に触れていただきたいと思います。
屋久杉製のスツールも用意しています。
木の温もりを感じながら、語らいの時間をお過ごしいただければと思います。


【将棋盤】
将棋を指す方には垂涎のお知らせです!
テレビで放映される対局で使われる将棋盤は、萱の木で作られるそうです。
萱と言えば茅葺きの屋根を想像しますが、木自体はとても硬いそうです。
その萱で作られた、プロが使う将棋盤で、一局いかがでしょうか。

しかも、駒はあの天童でも有名な工芸家による手彫りです。
余談ですが、最高級の駒は、伊豆諸島の御蔵島でとれる柘植が使われるそうです。

当然、記念館の駒は、御蔵島産の柘植で作られています。
1時間1,000円でお使いいただけます。


【地元若手工芸家作品】

鍵山記念館は、地元で活動する若手演奏家や工芸家、画家等、アーティストの支援も、重要な役割と認識しています。
そのために、壁面全体に棚を設置しました。
また観客50名程度のコンサートが開けるよう、音響とステージも用意しました。

その先駆けとして、古くから交流のある竹部徳真さんの作品を展示しています。
木を根気よくくり抜いた照明の笠ですが、朴の森のコンセプトにぴったりです。

詳しくはhttp://t-tokuma.comをご覧ください。