清風掃々第30号 平成29年11月発行
巻頭言 ”お礼と感謝”
<第八回全国大会での鍵山相談役挨拶より>
こんにちは。今日は皆様にお会いしたくて、もうひとつは、皆様にどうしてもお礼を言いたくて、この場に立っております。
本当にありがとうございます。
今から二十五年前、平成五年に田中義人前会長の地元で、たった三十五人が集まって掃除をしたことが、この会の始まりでございます。
そのときは、道具といっても、タワシとバケツとスポンジと洗剤、そのくらいしかない状態でした。
それが、田中義人前会長を中心とし、皆様方がこの会のためにご尽力してくださったおかげで、今では全国に、しかも海外にまで拡がりました。
特に、台湾は素晴らしい会となりました。
さらに、ヨーロッパではイタリア、ルーマニア、ハンガリーからトルコ、クロアチアへと拡がりつつあります。
このような会に発展をしたのは田中義人前会長の努力、また、全国で活動してくださっている皆様方のお陰でございます。
この会は人の心を変えていく〝大きなチカラ〞を持っております。
もちろん、本を読んだり、人の話を聞いたりすることも大事ですが、この実践ほど〝大きなチカラ〞を持っているものはないと私は確信しております。
どうか皆様、心からこの会を育てることによって、日本を世界に胸を張って誇れるような国にしていただきたい、これが私のお願いです。
本当は、こんな無様な格好で皆様方の前に立ちたくはなかったのですが、どうしてもお礼を言いたい、また、次に向けてお願いをしたい、この二つの想いがあってこの場に立っております。
また、今年からは利哲雄会長が大きく拡がった会を運営されます。
これは大変なご負担だと思います。
そのご苦労を知っているにもかかわらず、引き受けてくださいました。
これにも私は感謝しております。
そして、皆様方が全国各地のさまざまなところで、絶えずこの運動を続けてくださっていることにも感謝しております。
どうか心からよろしくお願いいたします。ありがとうございます。