鍵山記念館開館一周年記念講演会を6月1日に坂田道信先生をお迎えして開催しました。
坂田先生は森信三先生に師事され複写はがきを50年続けていらっしゃいます。今回の記念講演は鍵山秀三郎相談役の達ての希望で実現しました。
徹底したお掃除と、複写はがきの継続の、誰もがまねのできない先達のご縁に皆さま感動一入でした。
朔日、一周年記念を感謝し一同神棚への参拝から。
ご紹介を兼ねて坂田先生の出演されたDVD『熱中時間 忙中”趣味”あり』を鑑賞。
そして坂田先生先導で「夜明けの明星の”うた”」、「支援者に生きる」を全員で朗読。
「夜明けの明星の”うた”」
朝暗いうちに 星明かりを頼りに どこまでも どこまでも 東にむかって 歩き続けます。
その星のもと 働きものであった父母も そのまた 祖父母も 梅ぼしの入った 二食の 弁当を持って仕事に出かけるのが 常でした。
我らの民族日本は はるか古代から代々早起きと身を粉にしての勤勉によって 造られた誇り高き国です。
私の村からずっと遠く 東の彼方に多くの人々から 菩薩だと 敬慕されて止まない 心が広く 暖かいお方 早起きで 黙々とお掃除をして 密かに国造りに 励んでいられる 神様が おられます。
この間 そのお方が「複写ハガキ」千十一冊目に入ったと そっと おしえて くださいました。
「支援者に生きる」
この不思議な 響きをもっている夜明けの明星の”うた”は 作者は不明ですが いつの頃からか 心が篤(あつ)い人々によって ひそかに詠(うた)われるように なりました。
この”うた”に接する人は 心がひろく やすらかになり 元気が出てきて励まされて どんなに小さな持ち場で 働いていても 正しく生きて人さまに喜んでいただく 真理に生きる 支援者の人生を めざすことを ”生きるよろこび” にするように なるのでした。
ご講演開始。これからの日本人としての生き方を、情熱を、魂を込めて説いてくださいました。
「これからの時代は”人に喜んでもらえば”生きていける時代。」
「食事に気を付け、しっかり手を動かす。」
「正しいかどうかではない。技術よりも人格。」
「偉い人に頼むのではない。自分自身のネットワークをつくる。」
今の時代にピッタリなアドバイスです。
そして最後に「また、ここで皆さんにお話したいなあ!」と嬉しいお言葉!
最後に朴の森代表鍵山幸一郎より御挨拶。
みなさまありがとうございました。