鍵山記念館の電灯スイッチは細かく16に分けられています。
理由は「無駄使いをしない」という鍵山哲学の実践です。一つのスイッチを押せば全体が明るくなるようにはしていないのです。
一日の中でも刻々と天候状況は変化します。お客様がいらっしゃらない時に全ての電灯やエアコンをつけておく必要があるのか?
また、今の天候だと窓側は不必要ではないか?などの「気づく」練習が日々の中でできるように設計されています。
鍵山幸一郎代表は
「経費節減と声高に言っても、会社に着いてすぐに、暑くも寒くもないのにエアコンを入れて、誰もいない部屋の電灯を点けているようでは、出費は押さえられないと思います。」
「気づく人間になるには遠い道のりでしょう。」と言われています。
鍵山記念館にいらっしゃって電灯が点いていない場所がありましたら、こんな理由がありますのでご理解ください。
今後も、皆様の人間的成長のヒントを提供して参りたいと思います。よろしくお願いいたします。