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関西のお掃除に学んでいらっしゃる皆様が2日間に渡って勉強に来てくださいました。
自動車での強行軍、お疲れ様でした。
初日の午前中は朴の森のご案内をして、一隅の里で昼食をいただき、鍵山記念館での近況報告と問答をしました。

午後は、鍵山幸一郎代表の講義を聞きました。
 
”父鍵山相談役に学んだことを伝えさせていただきます。
そして、これを聞くだけではなく、お掃除などを実践して共有していただきたいと思います。
世の中には「言いたいことを言う人」は多いですが、「言わなければならないことを言う人」が少ないです。
皆様には、言うべきことを言ってもらった相手に「言わなきゃよかったな」と残念な思いをさせて欲しくないと思います。”

”鍵山相談役は具体的なことしか言ってないことを確認ください。
例えば、私たちは7階にある事務所に宅配便が来られたら、エレベーターの前に印鑑を持って受け取りに行きます。
その場で受け渡しをすれば、ドアの開け閉めも1回で済みますし、何より忙しいドライバーの方が喜ばれます。
誰も儲かりはしませんが、目に見えないスピードがお互い手に入ります。
こういったことは「誰でもその気になれば」できることです。”

”プラスチックゴミなどはきちんと分別してくれる、信頼できるゴミ箱に「わざわざ」捨てます。”

〈わざわざに価値がある〉鍵山相談役の逸話を説明される鍵山幸一郎氏

”常に今が良い人生になるような生き方をして欲しいと思います。
若いころに責任ある立場を経験することをお勧めします。”

”お掃除はマジックではありません。突然の効用はありません。
そこには「愛着心」が芽生えることが考えられます。
自らが手間をかけ、工夫をする中から滲み出てくるものかと考えます。”

この後は懇親会へと移り、美味しい食事をしながら、講義の復習をしました。
若い方達へのエールが届いたようでした。
翌日はお掃除実習です。