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関西からお掃除の勉強に若い方達が泊まり込みで来てくださいました。
2日目は朝7時から宇部掃除に学ぶ会の例会も兼ねて、鍵山幸一郎代表にご指導いただきました。

開始前から、草の抜き方、溝の掃除の仕方、道具(カギカマ・ミゾカッター)の使い方をレクチャー。
 
”基本は「元ある形に戻す」です。
例えばクローバーの上っ面だけをむしって、球根を残してしまったら、見た目は草抜きにはなるが、また生えてきます。
相談役の言うところの「二の轍を踏む」になってしまいます。”

耕心の里で、開会式と全員へのレクチャーです。

”相談役から学んだ、やり方に意味があります。今日は熱湯を使います。
やかんに入った熱湯の入れ方にも工夫があります。”
 

トイレ班と外掃除班に分かれてお掃除をしました。
トイレ班のリーダーは鍵山幸一郎代表。関西からいらっしゃった皆様へのレクチャーです。

”お掃除をする場所に合わせて色んな道具を揃えています。この男子トイレにはブラシの大きさを様々に用意しています。
また、使う道具の順番ごとに並べます。
マニュアルはあってもいいですけど、「不都合があったらそのままにしない」ことが大切です。”

”トイレが綺麗なればそれで良いのでしょうか?
ここは元々きれいなトイレです。何を大事にしてお掃除をするのでしょうか?
お掃除は人間の五感(視覚・聴覚・臭覚・皮膚感覚・味覚)のうち四感までは使えます。
もう一つの味覚は使わない方がいいと思います(笑)”

反省会での感想です。
「初心と素直ということの大切さを学びました。」
「簡単なことに意義や意味を見出すことを学びました。」
「ものと場を活かすことを学びました。」
「ビデオで見て勉強はしてましたが、実践はやはり違います。」

”お掃除の効用として上げられるのが「価値観の共有」があると思います。
例えば学校で教師と生徒が同じところでお掃除をしながら会話をする。
そんな疑似体験をしていただいたのではないでしょうか?
相談役の言葉に「一人の100歩より100人の一歩」というのがありますが、今日だけでも「五人の一歩」が踏み出せたのではないでしょうか?”
若い4人の方達へのエールでした。

”例えば、映画を見てもその時にしか感動はありません。
だから、あの感動をしてみたいと思ったら、「もう一度見よう!」と思いますよね。
お掃除も一緒だと思います。
「作業と学び」は紙一重です。
学びのあるお掃除には感動があります。だから、あの感動をもう一度と早くお掃除をしたくなります。
そんなお掃除を伝えていきたいと思います。”

学び多きお掃除でした。関西から、宇部掃除に学ぶ会から、参加された皆様方、お疲れ様でした。
ありがとうございました。