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【道具洗い】
掃除に使用した道具を洗うことにも、実生活に役立つヒントがたくさん含まれています。
しかし、ただ汚れを落とすだけでは、その気づきも得ることはできないでしょう。
そこでポイントを3つ挙げます。

限られた水を有効に使う
道具はどこが汚れ、どこを洗うのか
本当の経費節約はものを買わないことではなく、大切に使うこと

まず水に不便することがなければ、このアイデアは浮かびません。
新宿東口、歌舞伎町そして渋谷のいずれも、駅や交番の水道を使わせていただき、ポリタンクに詰め、何往復もします。
その行為により、水はとても貴重な存在になります。

いくつかの容器に分けることにより、限られた水を有効に使うことができます。

例えば、箒を洗う場合、大きな汚れを落とす容器と、仕上げる容器の2つに分けます。
(写真は手洗いにも同じ事が応用できることをレクチャーされる鍵山幸一郎氏)

使い分けることにより、それぞれの容器に入っている水の汚れ方が違います。
もし、使い分けしなければ、水はすぐに汚れてしまい、後から来る人がいくら洗っても、箒はきれいにはなりません。

更に大切なことは、道具のどこを使ったかをよく考えて洗うことです。
箒を例にすると、使う部分は通常穂先です。
しかし実際に洗う時には、使ってない部分まで、容器に浸けることをよく目にします。それでは箒が痛むばかりです。

それぞれの道具のどこを使ったかを考えながら洗いましょう。そして水をよくふき取り、劣化を防ぎましょう。

使った後の処理にも注意を払うことにより、当然その道具の寿命は延びます。
経費削減、節約は取り組むべき課題ではありますが、ついつい買わないことが節約と考えてしまいがちです。
それよりも、今使っている物の寿命を延ばすことにより、経費の節約をするほうが、自然な取り組みと考えます。