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                    春のご挨拶

いつも朴の森にお越しくださり、まことにありがとうございます。各施設を代表して、心よりお礼申し上げます。

長く厳しい冬も、ようやく終焉を迎えました。春の風物詩はたくさんありますが、読んで字のごとく椿もその一つです。
先日、運転中に聞いていたラジオで意外なことを新たに知りました。武家では首から落花する様子が不吉だと遠ざけられる椿です。
しかし、庶民には散った花があまりに見事に地面を彩ることから、「落ち椿」と呼ばれ、目を楽しませてくれる人気の花だったそうです。
その翌日、日課のウォーキングコースにて、「落ち椿」をたまたま見つけました(写真)。
確かに落ちた後の風景も、目を引く美しさを感じました。私たち現代人も、そのような先人の感性を育みたいと思った次第です。

さて、この度PHP社様より出版されているビジネス誌『衆知 (3-4月号)』に取り上げていただきました。

朴の森に寄せる思いも綴っております。鍵山記念館にて閲覧できますので、お目通しいただけたら幸甚です。

取材を通じて、朴の森における活動の意義を改めて見つめ直しました。その中でも特にポリシーの大切さを再認識した次第です。
どのような事態にあっても、必ず信念をもって行うことがポリシーです。ではポリシーの反対はというと、わたしは惰性と考えます。
同じことをするにしても、この取り組み方の違いが大きな結果の違いとなって表れることになるでしょう。
惰性をポリシーに転換することで、日々の満足感を高めることができると、取材のお陰で発見することができました。

間もなく里山化プロジェクト第二期が始まります。朴の森の変化を発見しに是非ご来場ください。スタッフ一同、心よりお待ち申し上げます。

令和4年春分の日
朴の森代表 鍵山幸一郎

【ご挨拶】 https://ho-no-mori.jp/?page_id=2644