令和6年 春のご挨拶 https://ho-no-mori.jp/?page_id=2644
いつも朴の森各施設をご利用いただき、心より感謝申し上げます。
3月に入り寒い日が続いた影響でしょうか、桜の開花が遅れ、つぼみを見ながらの花見になった方もいらっしゃるのではないでしょうか。
きっと、入学、入園の時期に満開となり、よき思い出となることを希望いたします。
さて、鎌倉円覚寺より譲り受けた禅道場・「慈愛の里」が、いよいよ4月末に竣工する運びとなりました。
朴の森の精神を受け継ぐ託児所にすべく、スタッフと協議を重ねております。
木造建築の託児所での幼児教育は、私の父の夢でもあり、実現を楽しみにしております。
何年か前に、糸魚川より移築した寺の庫裏(くり)・「耕心の里」がポツンと建っていた頃を思うと、夢を見ているような気がします。わざわざ足をお運びくださる皆様のお陰様だと、重ねてお礼申し上げます。
昨年度は若い世代を始め、はたまた海外からも、多くの方が研修に来られました。
価値観の多様化が主張される昨今ですが、世の中をよくしたいと思う心は、年齢や国境を越えていることを、我々スタッフも認識しました。
また、ご縁のある中学校の卒業生が、朴の森の見学に来てくださいました。
このご縁を大切に、彼らの成長を見届けたいと思っております。
里山プロジェクトも第4期目が始まります。散策いただけるエリアもだいぶ広がりました。
暑くもなく寒くもない季節の到来につき、ぜひ散策にお越しください。
仲春
朴の森代表 鍵山幸一郎