エピソード⑥ 建物概要
ひのきの里@北千束の概要について、ご説明したいと思います。
コンセプトにあるように、日本の木を使った完全木造住宅ですが、6世帯入れる集合住宅、即ちアパートになります。
なぜ賃貸するのにここまでこだわるのか、疑問を持たれるかもしれません。
日本の木の良さ、職人技の優れていることをアピールするには、これくらいのことをやらねばならないと考えます。
またシックハウス症候群に悩む人が少なくありません。
都会でありながら、木に囲まれた感覚で住まうことを創造したいと思っています。
2世帯ずつの地上3階建で、⑥世帯の内訳は以下になります。
1階 2LDK 65㎡
2LDK 70㎡
2階 2LDK 75㎡
2LDK 75㎡
3階 1LDK 70㎡
モデルルーム 45㎡
贅沢に思われるかもしれませんが、それぞれ檜風呂が備えてあります。
檜風呂を作るにも、職人さんの力が必要です。
その技を活かしてもらうため、敢えて檜風呂を設置することにしました。
床材には檜、天井には杉板を用いています。
また一人でも多くの方に完全木造家屋の良さを体験していただくために、モデルルームを設けました。
3階は檜の梁を入れて、日本家屋の味を出しています。
加えて柴原社長コレクションの中から、年代ものの欅1枚板を分けていただき、8人で囲めるテーブルを設置しました。そしてウォルナットの1枚板で、バーカウンターを作り、寛ぎのシチュエーションを演出しています。
家具についても興味を持たれた方には、南木曽木材を紹介することも、モデルルームの大切な役割と考えています。
29年11月2日 朴の森代表 鍵山幸一郎